産後の腰痛
出産を終えてから、抱っこや授乳のたびに腰が痛む。夜間のお世話で 休む間もなく、腰のつらさが積み重なっていく。産後の腰痛は、 妊娠・出産による体の変化と、育児の動作が重なって起こりやすい、 この時期特有の腰痛です。
まずはセルフチェック
次のような症状が新しく現れていて、まだ医療機関で確認していない場合は、 このページを読み進める前に、後半の「医療機関の受診をおすすめするケース」を ご確認ください。
- 発熱を伴う
- 脚のしびれや力の入りにくさ、排尿・排便の異常を伴う
産後の健診で経過に問題がないとされた方で、次のような腰のつらさが 続いている場合は、当院にご相談いただける目安です。
- 抱っこや授乳のたびに腰が痛む
- 前かがみ(おむつ替え・沐浴・抱き上げ)で痛みが走る
- 朝、起き上がるときに腰がこわばる
- 妊娠前にはなかった腰の重だるさが続いている
産後に腰痛が起こりやすい理由
産後の腰痛には、この時期ならではの要因が重なっていると考えられています。
- 骨盤まわりの回復途上: 妊娠・出産の過程で、骨盤まわりの靱帯は ゆるみやすい状態になり、産後、時間をかけて回復していくとされています。 その間は腰まわりの安定性が下がりやすくなります
- お腹まわりの筋力の回復途上: 妊娠中に引き伸ばされた腹部の筋肉が 回復するまで、腰を支える力が不足しがちです
- 育児動作のくり返し: 抱っこ・授乳・おむつ替え・沐浴と、 前かがみや同じ姿勢の連続が一日中続きます
- 休息の不足: 夜間のお世話で睡眠が細切れになり、回復が追いつきにくく なります
体が回復の途中にあるところへ、妊娠前より重い負担がかかる—— これが産後の腰痛の難しさです。
育児動作と腰の負担
当院の評価では、どの動作で痛むかを具体的に確認します。産後のご相談で 多いのは次のような場面です。
- 抱っこ: 体の前で重さを支え続けるため、腰を反らせてバランスを 取りがちです。お子さまの成長とともに負担も増えていきます
- 授乳: 前かがみの姿勢が長時間続きやすく、腰と背中が固まります
- 抱き上げ・下ろし: 床のお子さまへの前かがみ+持ち上げは、 腰への負担が大きい動作の代表です
- 寝かしつけ: 中腰や不自然な姿勢のまま動けない時間が続きます
これらはいずれも、本来なら股関節・腰・背中で分担するはずの動きが、 特定の姿勢に固定されて分担が崩れやすい場面です。同じ「産後の腰痛」でも、 どの動作が中心かで負担のかかり方は異なるため、当院の評価では どの動作でどこに負担が集まっているかを具体的に確かめます。
当院のアプローチ
おひさまメディカル整体は医療機関ではありませんが、できる限り根拠にもとづいた 施術と助言によって、症状の原因に向き合い「改善」を目指す整体院です。
産後の方には、まず出産後の経過とお体の状態を伺い、施術の可否を確認する ところから始めます。そのうえで、評価→仮説→施術→再評価のプロセスは 他の腰痛と共通です。どの育児動作で・どこが・どのように痛むのかを確認し、 腰だけでなく股関節や背中の動きも含めて見立てを立て、施術後にその場で 変化を確かめます。
骨盤まわりを含めた産後の体の変化については、産後の骨盤矯正のページで 当院の考え方を説明しています。
ご自宅でできる工夫
- 抱っこや授乳の姿勢を、同じ形で長時間続けない工夫をする
- 床からの抱き上げは、腰だけで持ち上げず、膝を使ってしゃがんでから
- 短時間でも横になれるときに体を休める
- 痛みが強いときに無理に動かしたり伸ばしたりするのは避ける
(授乳姿勢の具体的な調整などは、お体の状態に合わせて来院時に ご案内しています。)
医療機関の受診をおすすめするケース
産後の腰痛のご相談は、次の3段階を目安に考えています(診断ではなく、 迷ったときの目安です)。
すぐに医療機関へ
- 発熱を伴う
- 排尿・排便がしづらいなど、下半身の感覚の異常を伴う
- 急に脚へ力が入りにくくなった
早めの受診をおすすめします
- 痛みが日ごとに強くなっている
- 安静にしていても強く痛む、夜間に痛みで目が覚める状態が続く
- 産後の経過について気になる症状がある(まずは産婦人科へ)
当院へご相談いただける目安
- 健診で経過に問題はないとされたが、腰痛が続いている
- 抱っこ・授乳など特定の動作で痛む
- 痛みが引いてはぶり返すことを繰り返している
なお、これらの症状ですでに受診し、経過を見てよいとされている場合は、 当院へご相談いただけます。来院時の確認で受診をおすすめするサインが 疑われれば、施術より先に受診をご案内します。
医療機関で検査を受けても、つらさが続く方へ
「産後だから仕方ない」「そのうち落ち着く」と言われても、毎日の育児は 待ってくれません。当院では、あなたの腰にいま負担を集めている動作と 体の状態を一緒に確認し、見立てをご説明したうえで、育児を続けながら できることを一緒に考えます。ひとりで抱え込む前に、一度ご相談ください。
よくあるご質問
Q. 産後いつから施術を受けられますか? A. 出産後の経過には個人差があるため、一律の時期はお伝えしていません。 ご予約の際に出産の時期と健診の経過をお聞かせください。状態によっては、 先に産婦人科へのご相談をおすすめする場合があります。
Q. 子ども連れでも通えますか? A. 店舗によってご案内できる内容が異なります。このページ末尾の 店舗のご案内から、お近くの店舗へ直接お問い合わせください。
Q. 「産後の骨盤矯正」とは何が違うのですか? A. このページは「腰の痛み」を起点にしたご案内です。骨盤まわりを含めた 産後の体の変化への当院の考え方は産後の骨盤矯正のページで 説明しています。どちらから読んでいただいても、実際の施術は 評価にもとづいて組み立てるため同じ進め方です。
産後の腰痛でお悩みの方へ
体が回復の途中にある産後は、腰に負担が集まりやすい時期です。 だからこそ、どこに負担が集まっているのかを確かめることから始める 価値があります。育児のスケジュールに合わせて、お近くの店舗へ お気軽にご相談ください。
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