すべり症

医療機関で「腰椎すべり症」と診断された。経過観察と言われたけれど、 腰の重さや脚のしびれが気になる。スポーツを続けてよいのかも不安—— このページは、そうした方に向けて、すべり症との付き合い方についての 当院の考え方をまとめたものです。

まずはセルフチェック

次のような症状が新しく現れていて、まだ医療機関で確認していない場合は、 このページを読み進める前に、まず受診をおすすめします(後半の 「医療機関の受診をおすすめするケース」参照)。

  • 脚のしびれや力の入りにくさが急に強くなった
  • 排尿・排便がしづらいなど、下半身の感覚の異常を伴う

すでに受診して診断を受け、経過を見てよいとされている方で、次のような お悩みがある場合は、当院にご相談いただける目安です。

  • 腰を反らす動きや、長く立っていると腰の重さ・痛みが出る
  • 経過観察と言われたが、日常や運動でのつらさが続いている
  • 悪化させない体の使い方を知りたい

すべり症とは

背骨(腰椎)の一部が、隣の骨に対して前後にずれた状態です。 若い時期のスポーツに関係して起こるものや、年齢とともに起こるものなど 成り立ちによって経過の傾向が異なるとされ、ずれの程度も人によって 違います。症状がほとんど出ない方もいれば、腰の痛みや脚のしびれに つながる方もいます。

どの種類かの診断は医療機関で画像検査などをもとに行われるものであり、 当院がすべり症かどうか・どの種類かを判断することはありません。

つらさの出方の例(当院が評価で見るところ)

  • 腰を反らすと痛む・長く立っていると重くなる — すべり症のご相談で 多い出方です。反る動きと立位の負担のかかり方を評価で確かめます
  • 少し歩くと脚がしびれて休みたくなる — 脊柱管が狭くなる状態 (脊柱管狭窄症)を併せて指摘される方も少なくありません。 脊柱管狭窄症のページもご覧ください
  • お尻から脚への響き・しびれが中心 — 坐骨神経痛・足のしびれ、 前かがみや座位で脚に響く場合は椎間板ヘルニアのページもご覧ください
  • 反らさなければ平気で、前かがみ系の腰痛が主 — 腰痛のページ、持ち上げ動作などで 急に強い痛みが出た場合は ぎっくり腰のページも ご覧ください

これは診断ではなく、評価の入り口とページ選びのための整理です。

当院にできること・できないこと

ずれた骨そのものを、整体で元の位置に戻すことはできません。 これは正直にお伝えします。強い力で骨を動かすような施術も行いません。

当院が取り組むのは、腰に負担を集めている体の使い方の側です。評価では、 反らす動き・立ち姿勢・歩行など、あなたのつらさが出る場面を実際に確かめ、 腰まわりを支える筋肉の状態と、股関節・背中の動きの分担を確認します。 そのうえで、日常や運動の場面ごとに、腰へ負担を集めにくい使い方を 一緒に考えます。スポーツや仕事を休むことを前提にはしません (医療機関から制限の指示がある場合は、その方針が優先です)。

当院のアプローチ

おひさまメディカル整体は医療機関ではありませんが、できる限り根拠にもとづいた 施術と助言によって、症状の原因に向き合い「改善」を目指す整体院です。

診断を受けている方には、まず経過と医療機関の方針を伺い、施術の可否を 確認するところから始めます。そのうえで、評価→仮説→施術→再評価の プロセスで、無理のない範囲で進めます。経過に応じて受診をおすすめする こともあります。効果には個人差があり、効果を保証するものではありません。

やってはいけないこと

  • 腰を強く反らせる動きや、痛みが出る運動を無理に続けない
  • 長時間の立ちっぱなし・同じ姿勢を避け、こまめに姿勢を変える
  • 症状が急に変化したときは、無理をせず医療機関へ

個別のセルフケアは、お体の状態によって変わるため来院時にご案内しています。

医療機関の受診をおすすめするケース

すべり症に関するご相談は、次の3段階を目安に考えています (診断ではなく、迷ったときの目安です)。

すぐに医療機関へ

  • 排尿・排便がしづらいなど、下半身の感覚の異常を伴う
  • 脚の力が急に入りにくくなった

早めの受診をおすすめします

  • しびれや痛みが強くなっている・範囲が広がっている
  • 歩ける距離が明らかに短くなってきた
  • 診断から時間がたち、症状の変化を医療機関に伝えていない

当院へご相談いただける目安

  • 診断済みで経過観察中だが、日常や運動でのつらさが続いている
  • 反らす動き・立位など、姿勢や動作によって症状の出方が変わる
  • 悪化を防ぐために体の使い方を見直したい

医療機関で検査を受けても、つらさが続く方へ

経過観察という言葉は、「何もできることがない」という意味ではありません。 当院では、骨のずれそのものではなく、腰に負担を集めている姿勢・動作の 側から取り組む余地がないかを一緒に確認します。いまの状態と経過を お聞かせいただくところから始めましょう。

よくあるご質問

Q. 手術やコルセットは必要でしょうか? A. 手術の要否やコルセットの処方を当院が判断することはありません。 それは医療機関の役割です。装具を使っている方は、その方針を尊重した うえで、日常のつらさへの取り組みをご一緒します。

Q. スポーツは続けてもいいですか? A. 続けてよいかどうかの判断は医療機関の役割です。続けることを 認められている方には、競技動作のどこで腰に負担が集まっているかを 評価で確認し、体の使い方の側からお手伝いします。

Q. 整体でずれは戻せますか? A. ずれた骨そのものを整体で戻すことはできません。強い力で骨を動かす 施術も行いません。当院が目指すのは、体の使い方を整えることによる 日常のつらさの軽減です。効果には個人差があります。

すべり症との付き合い方にお悩みの方へ

診断名は同じでも、成り立ちも体の使い方も一人ひとり違います。 あなたの腰に負担を集めている要因を一緒に確認するところから始めます。 お近くの店舗へお気軽にご相談ください。

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